バッタを倒しにアフリカへ
こんにちは。
今回は紹介する本は これ。
アフリカの大地!バッタの脅威!著者のキャラクター!
が面白い本です。
<良かったポイント>
・バッタがいないから他の虫も調べちゃった
需要(調査する必要がある)と供給(自分に時間があるし調査対象がいる、昆虫好き)が一致するとすごく頑張れるっていう好例。これは研究だけじゃなく、何かに打ち込むことの必須条件だなと思う。
・バッタの研究も見方を変えれば色々な姿になる。
夢に向かってひた走る姿は小中高校生に希望を与え、バッタを退治しに行く決断力は冒険心満載であり、アフリカで農業被害を引き起こすバッタ問題を解決できたときの経済効果は大きく、それを日本人研究者が行ったら国際貢献にもつながる。一挙何得??そして意図的に見せ方を工夫することでその意義は高まるってすごいな。
なにしろ著者のキャラクターが面白いので楽しく読めます。
そして結構やる気に繋がる本。
研究への考え方とかアフリカでの生活なども楽しく読めるので、まだ読んでない方は是非一度!