本読みの庭

本好きなkikiskyが読んだお勧めの本を紹介していきます。あらすじはネタバレになっちゃうので、個人的に良かったポイントを少しだけ紹介します。

その数式(まほう)が、君の青春を変える

こんばんは。

今回紹介する本は

”青の数学 箸王城夕紀”

です。

 

青の数学 (新潮文庫nex)

青の数学 (新潮文庫nex)

 

 みなさんは数学にどんなイメージを持っていますか?

めんどくさい?

こんがらがる?

勉強するのは高校まで?

この本の中の数学は、「美しいもの」です。

小川洋子さんの”博士の愛した数式”にも通じるものがありますね。

実感はあまりないですけど( 一一)

けど、この本の見どころは数学ではないのです。

 

 

それは「青春」。

もしくは「青夏(そんな言葉はないけど・・・)」

 

なぜ数学をやるのか?

 

才能とはなんなのか?

 

人と人とのふれあい、戦い、認め合い

 

をテーマとして、主人公栢山がどのように数学と向き合い、挑み、何を

見付けるのかが描かれています。

 

正直最初は数学を扱っているだけに難しかった。

あまり集中できなかった。

けど、中盤からギアが入ってきて引き込まれるように読んでしまいました。

数学が分からなくても全然問題ない。

まるでヒカルの碁のような。

 

読み終えたあと、思わず胸が熱くなっている自分に気付きました。

続編も読もうかな。

良い本でした。おススメです。

 

それではまた。